特集 検査依頼に応えるMRI撮像プロトコル
序説
坪山 尚寛
1
1神戸大学大学院医学研究科内科系講座 放射線医学分野 放射線医工学部門
pp.1177-1177
発行日 2025年11月26日
Published Date 2025/11/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000002210
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「撮影」と「読影」が画像診断の両輪である。これは昔から画像診断に対する筆者の基本姿勢である。どちらか一方が欠けても,診断は正しく前に進まない。読影力がいかに優れていても,撮影が不十分であれば正しい答えにたどり着くことは難しく,逆にいくらよい画像が得られていても,読影が不十分であれば診断は誤った方向へと進んでしまう。両輪がそろってこそ,画像診断は本来の力を発揮することができる。

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