特集2 脈管奇形の画像診断とIVRのアップデート
脈管異常の病理組織像
堀 由美子
1,2
,
廣瀬 勝俊
3
1国立病院機構大阪医療センター 臨床検査科
2大阪大学大学院医学系研究科 病態病理学講
3大阪大学大学院歯学研究科 顎顔面口腔病理学講座
キーワード：
病理診断（pathological diagnosis）
,
HE染色（hematoxylin and eosin staining）
,
特殊染色（special staining）
,
免疫組織化学染色（immunohistochemical staining）
Keyword:
病理診断（pathological diagnosis）
,
HE染色（hematoxylin and eosin staining）
,
特殊染色（special staining）
,
免疫組織化学染色（immunohistochemical staining）
pp.444-451
発行日 2025年4月26日
Published Date 2025/4/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000002021
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脈管異常の正確な診断のためには，臨床所見，画像所見，病理組織学的所見，遺伝子解析結果などの総合的判断が必要である。そのなかで病理診断は，ISSVA分類に基づいて腫瘍と奇形の分類を行うために欠かせない要素である。本稿では，脈管の正常組織像と，代表的な脈管病変の病理組織像について概説する。
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