特集 絶対苦手分野にしない 悪性リンパ腫の画像診断
[各論]
女性生殖器
伊藤 久尊
1
1倉敷中央病院 放射線診断科
キーワード:
卵巣悪性リンパ腫(ovarian lymphoma)
,
子宮悪性リンパ腫(uterine lymphoma)
,
子宮頸部悪性リンパ腫(lymphoma of the uterine cervix)
Keyword:
卵巣悪性リンパ腫(ovarian lymphoma)
,
子宮悪性リンパ腫(uterine lymphoma)
,
子宮頸部悪性リンパ腫(lymphoma of the uterine cervix)
pp.152-159
発行日 2024年4月30日
Published Date 2024/4/30
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001675
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女性生殖器原発のリンパ腫は卵巣に次いで子宮頸部に好発し,組織型はびまん性大細胞型,濾胞性の順に頻度が高い。均一な性状の腫瘤を形成する点はほかの部位に発生するリンパ腫と同様であるが,卵巣病変はMRIのT2強調像で腫瘍辺縁に正常卵胞を反映した小嚢胞がみられる点,子宮病変は内膜を保ちつつ浸潤性に発育する点が特徴的である。
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