特集2 発売後15年目に入ったEOB造影MRIの使用法:dynamic造影CTとの共存
肝細胞癌リスク患者をEOB造影MRIとdynamic造影CTで画像診断するには?
市川 新太郎
1
,
五島 聡
1
1浜松医科大学 放射線診断学講座
キーワード:
肝癌診療ガイドライン(JSH HCC Guidelines 2021)
,
非多血性病変(hypovascular lesions)
,
EOB造影MRI(EOB–enhanced MRI)
Keyword:
肝癌診療ガイドライン(JSH HCC Guidelines 2021)
,
非多血性病変(hypovascular lesions)
,
EOB造影MRI(EOB–enhanced MRI)
pp.568-574
発行日 2022年5月26日
Published Date 2022/5/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000919
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EOB造影MRIの普及により,慢性肝炎患者のスクリーニング検査で非多血性病変が指摘される機会が増えている。非多血性病変は進行肝癌発生の重要なリスク因子であることを認識し,経過観察にあたる必要がある。経過観察の間隔はガイドラインに記載されているが,確固たるエビデンスはないのが現状である。
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