特集 やさしくRADSを学ぶ−RADSを理解し，診療に生かす−
卵巣領域のO–RADS
坪山 尚寛
1
,
大西 裕満
1
,
富山 憲幸
1
1大阪大学大学院医学系研究科 放射線医学講座
キーワード：
O–RADS（Ovarian–Adnexal Reporting and Data System）
,
卵巣・付属器腫瘤（ovarian–adnexal mass）
,
MRI（magnetic resonance imaging）
Keyword:
O–RADS（Ovarian–Adnexal Reporting and Data System）
,
卵巣・付属器腫瘤（ovarian–adnexal mass）
,
MRI（magnetic resonance imaging）
pp.46-54
発行日 2022年1月26日
Published Date 2022/1/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000835
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O–RADSは付属器腫瘤の悪性度診断のためのスコアリングシステムで，腫瘍の組織型に関係なく適応できる。発表されてまだ間もないため，臨床に定着するためにはいくつか解決すべき課題もあるが，正確な診断のためのヒントが数多く含まれており，今後の発展が期待される。本稿では所見の定義やスコアリングの手順について解説する。
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