学会を聞く
第16回日本運動器疼痛学会
稲毛 一秀
1,2
,
清水 啓介
3,4
,
竹生 浩人
3,5
,
吉武 美紀
3
,
小野 有花
3
K. Inage
1,2
,
K. Shimizu
3,4
,
H. Takeo
3,5
,
M. Yoshitake
3
,
Y. Ono
3
1千葉大学大学院整形外科
2千葉大学医学部附属病院痛みセンター副センター長
3千葉大学医学部附属病院痛みセンター
4千葉大学未来医療教育研究機構
5千葉大学麻酔・疼痛・緩和医療科
1Dept. of Orthop. Surg., Graduate School of Medicine, Chiba University, Chiba
pp.384-387
発行日 2024年4月1日
Published Date 2024/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei75_384
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1.は じ め に
富山大学整形外科教授・富山大学附属病院痛みセンター長の川口善治先生が学会長を務められた,第16回日本運動器疼痛学会が2023年11月3日(金)~4日(土)に富山国際会議場で開催された.数年ぶりの完全現地開催であったが,350名を超える多くの参加者があった.学会のテーマは「痛み治療の戦略―Think Comprehensively, Act Locally」であり,さまざまな痛みの戦略の細部を考えつつ,これを総合的に討論できるプログラムであった(図1).
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