特集 人生の最終段階を支える医療―患者の歴史と医療をつなぐ
[Chapter 5] 終末期医療を学際的に見つめ直す
終末期医療における宗教
沼口 諭
1,2
1医療法人徳養会 沼口医院
2メディカルシェアハウス アミターバ
キーワード:
スピリチュアルペイン
,
いのちのケア
,
臨床宗教師
Keyword:
スピリチュアルペイン
,
いのちのケア
,
臨床宗教師
pp.103-105
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika138_103
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★終末期医療では,医学的合理性だけでなく,患者が抱くスピリチュアルペインに向き合う必要がある.
★★Evidence-based medicine(EBM)を基盤とする医学は実証可能な領域を重視するため,意味や価値の問題を扱いにくく,これが医療と宗教が交わりにくい要因となってきた.
★★★宗教的視座は死を敗北ではなく人生の一部として捉え直し,スピリチュアルケアを通して終末期の苦悩に意味を与える.
★★★臨床宗教師を含む多職種連携により,医療と宗教は対立せず相補的に機能し,終末期医療を深化させる.
★★★:一般内科診療で必要な内容,★★:総合内科専門医試験レベルの内容,★:専門性の高い内容

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