特集 大人医師の復習帳―昔の常識,今でも大丈夫?
第4章 膠原病・リウマチ
[乾癬性関節炎]分子標的治療薬の進歩により個別化診療の時代が到来,診療科連携の重要性が増大しています
林 太智
1
1クエストリウマチ膠原病内科クリニック
pp.683-686
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika137_683
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乾癬性関節炎の今昔
かつて乾癬性関節炎は尋常性乾癬の長期罹患により発症する難治例の合併症と捉えられ,非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)による症状緩和を中心に関節変形に対する外科的処置が行われていました.現在は,早期から分子標的治療薬を使用した疾患修飾治療を行うことがスタンダードであり,さらには乾癬から乾癬性関節炎への移行を防ぐ,乾癬の早期治療が模索されています.また,乾癬性疾患は症状が多彩なためドメイン別に分子標的治療薬を含めた治療推奨がなされ,現時点では一つの個別化医療のかたちを形成しています.

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