書評
NEJM Clinical Problem-Solving Taroの “別解”
清田 雅智
1
1飯塚病院総合診療科 診療部長
pp.229-229
発行日 2025年2月1日
Published Date 2025/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika135_229
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- 文献概要
The New England Journal of Medicine(NEJM)といえば,医学総合系で最も高いインパクトファクター(158.5(JCR 2022))を誇り,泣く子も黙るような雑誌だが,そのなかのシリーズの内容が日本語で紹介されるのは本書でおそらく3冊目であろう.Clinical Problem-Solving(CPS)は1992年にスタートし,おおむね毎月の最初の号に掲載されているシリーズである.CPSが掲載される号にはあの有名なCase Records of the Massachusetts General Hospitalが掲載されない! CPSの国内での認知度は不明だが,コアな読者がいるに違いないと想像している.
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