特集 エキスパートはこう読む! 検査値の臨床的解釈―日常臨床での疑問にお答えします
[Chapter 4] リウマチ・膠原病
[抗核抗体に関する疑問]どのようなときに抗核抗体を測定すればよいでしょうか?
山室 亮介
1
1トロント大学 移植感染症科
キーワード:
抗核抗体
,
抗核抗体関連疾患
Keyword:
抗核抗体
,
抗核抗体関連疾患
pp.1222-1223
発行日 2024年12月1日
Published Date 2024/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika134_1222
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お答えします
基本的には,患者の状態から抗核抗体関連疾患が疑われる場合に測定することをお勧めします.具体的には,全身性エリテマトーデス(SLE),全身性強皮症(SSc),Sjögren症候群(SS),多発筋炎(PM)/皮膚筋炎(DM),混合性結合組織病(MCTD)は抗核抗体関連疾患に含まれ,抗核抗体が診断に有効である代表的な膠原病です.
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