連載 内科医が精神科のくすりを処方する。
第5回 ベンゾと私 ④
國松 淳和
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1医療法人社団永生会 南多摩病院 総合内科・膠原病内科
pp.1355-1358
発行日 2023年6月1日
Published Date 2023/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika131_1355
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今回からは,一応理屈上は1日1回でも効果的とされる長時間作用型(「超」がつく場合も)のベンゾジアゼピン系についての解説に入ります.具体的には,ロフラゼプ酸エチルとクロナゼパムです.ジアゼパムも長時間作用型ですが,抗てんかん作用があり,鎮静作用が強いことから,一般内科医が外来での日常診療で処方するイメージがわきづらいため,ここでは説明しません.
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