増刊号 学会発表・論文執筆はもう怖くない! 臨床検査技師のための研究入門
7章 成功と失敗から学ぼう!
—私の成功・失敗談④—弱気は最大の敵
小林 剛
1
1国家公務員共済組合連合会呉共済病院病理診断科
キーワード:
ゼロからの挑戦
,
社会人大学院生
,
博士号
,
癌研究
,
英語力
Keyword:
ゼロからの挑戦
,
社会人大学院生
,
博士号
,
癌研究
,
英語力
pp.1024-1025
発行日 2020年9月15日
Published Date 2020/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543208126
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はじめに
私は2012年に広島県にある呉共済病院病理診断科で臨床検査技師として働き始めた.病理細胞診業務に携わっているうちに,もっと癌に関する知識を深めたいと思うようになり,2016年に社会人大学院生として,広島大学大学院医系科学研究科分子病理学研究室に入学した.癌幹細胞に関連した分子に着目し,2本の筆頭論文を執筆することができ,2019年に医学博士を取得した.現在も病理細胞診業務の傍ら,分子病理学的な研究を継続している.
今回私は大学院での研究生活を振り返り,研究成果,成功体験,失敗談などについて,簡単に示したいと思う.
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