胸部外科医の散歩道
マラソンと私
伊達 洋至
1
1京都大学呼吸器外科
pp.388
発行日 2024年5月1日
Published Date 2024/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu77_388
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- 文献概要
小学生の時から走るのが速かった私は,中学校1年生から大学卒業までの12年間を中長距離専門の陸上競技部員として過ごしました.そして,医師になってもずっと走り続けています.フルマラソンは43回完走し,3時間以内(サブスリーといいます)を5回達成しました.風景を見ながらのんびりとジョギングするのも楽しいものですが,それでは速くはなりません.一定の速度で決められた距離を走るペース走(例えば1 kmを4分50秒で20 km)や,だんだんスピードを上げて最後は全力で走るビルドアップ走などを行います.年を取るとタイムが落ちるのは仕方ありませんが,年代別でライバルと戦うとアドレナリンが出ます.公認のマラソン大会では,チップを付けて走るので,全国ランキングがわかります.私は,2020年の別府大分毎日マラソンを3時間19分28秒で走りました(図1).2020フルマラソン1歳刻みランキングでちょうど全国100位でした.私のプチ自慢です.
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