まい・てくにっく
口径の大きな肺動脈の手縫いによる閉鎖のコツと注意点
佐治 久
1
,
野田 雅史
2
1聖マリアンナ医科大学呼吸器外科
2東北大学呼吸器外科
pp.586-587
発行日 2022年8月1日
Published Date 2022/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu75_586
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一般的に口径差のある肺動脈吻合の場合,口径差の大きな側の縫縮や運針時のピッチ調整で口径差を補正する.2倍程度までの口径差は運針のピッチを調整することで十分に吻合可能であると考えられ,われわれが経験する肺悪性腫瘍の症例の多くはこの手技でほぼ対応することができる.
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