連載 がん化学療法におけるナーシング・プロブレム【100】最終回
がん化学療法看護(2000~2019年)におけるインパクト・イベント ~その意義と影響~
足利 幸乃
pp.793-800
発行日 2019年11月1日
Published Date 2019/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango24_793
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はじめに
2020年が近づいてきた今,2000年からの約20年という時間のスケールで,がん化学療法看護の歩んできた道のりを振り返ることができるのではないかと思う.シリーズ100回となる本稿では,がん化学療法看護のあり方に大きな影響を与えた出来事をインパクト・イベントとし,何がインパクト・イベントだったのか,そのインパクト・イベントによってがん化学療法看護はどのように変わったかという視点からこの20年間を振り返る.振り返りの中で,インパクト・イベントに関連した本シリーズ記事に言及し,今後のがん化学療法看護に思いをはせたい.
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