発行日 2004年7月20日
Published Date 2004/7/20
DOI https://doi.org/10.15106/J03022.2004298484
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
癌患者の倦怠感に対するアロマテラピーの効果を検討するため,終末期癌患者30名(うち,女性18名.44~91歳,平均年齢69歳)を対象に,ラベンダーを用いた足浴とリフレクソロジーを実施し,倦怠感に対する効果を検討した.調査は2日連続で行い,1日目は看護援助は行わず仰臥位で会話のみとしコントロール群とした.2日目はラベンダーを用いた足浴とリフレクソロジーを行いアロマテラピー群とした.両日とも,介入前とケア4時間後にCancer Fatigue Scale(CFS)によりその得点の変化を検討した.その結果,アロマテラピー群では,CFSの総合的倦怠感,身体的倦怠感の得点で有意な減少が認められた
©Nankodo Co., Ltd., 2004