発行日 2002年11月20日
Published Date 2002/11/20
DOI https://doi.org/10.15106/J03022.2003129255
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欧米のがん患者のQOLに対する有効性が示されている「心理社会的介入」が,わが国においても有用な支援となることを期待して,欧米で開発された心理社会的介入モデルを日本の初発がん患者に施行することによりその適性を検討した.日本の文化的背景を考慮することで,わが国の乳がん患者に対して心理社会的介入は適性の高い支援となることが示唆されたため,日本における修正版心理社会的介入モデルを作成して有効性を検討した.感情状態及びがんへの適応において6週間という短期的な心理社会的介入による6ヵ月間の長期的な効果が示された
©Nankodo Co., Ltd., 2002