発行日 1998年9月20日
Published Date 1998/9/20
DOI https://doi.org/10.15106/J03022.1999036172
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看護学生のDeath Educationの一環として実習におけるカンファレンスを試みた.看護学生にとって死の看取り経験は,ストレスフルな状態であり,様々な情緒的反応を引き起こしやすい.末期患者と家族の苦悩を自分自身のうちに取り込みやすく,相互作用で混乱することが多い.不安や恐怖等の感情を起こしやすく,その結果,患者のそばへ行くことを回避したいと考えることもあり得る.このような状態に対して,教育の立場では,学生の感情の表現とコントロールについて適切なサポート役に徹することが必要になることが明らかとなった
©Nankodo Co., Ltd., 1998