目指せ!肥満症のトータルケア-減量に苦戦する患者について考える 肥満の治療
行動療法・心理療法・チーム医療
正木 孝幸
1
,
柴田 洋孝
1大分大学 医学部内分泌代謝膠原病腎臓内科講座
キーワード:
質問紙法
,
行動療法
,
食行動
,
咀嚼
,
体重
,
体重変化
,
肥満
,
チーム医療
Keyword:
Behavior Therapy
,
Body Weight Changes
,
Body Weight
,
Feeding Behavior
,
Mastication
,
Patient Care Team
,
Obesity
,
Surveys and Questionnaires
pp.79-82
発行日 2016年1月1日
Published Date 2016/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2016089668
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
肥満は,糖尿病や高血圧症,脂質異常などの健康障害につながるため,早期からの予防と治療が大切である.肥満症治療においては,食事療法と運動療法が主な治療法になるが,あわせてそれらを実践に移す行動療法も重要である.行動療法にはさまざまな手法が用いられるが,代表的な治療技法として,食行動質問紙表,グラフ化体重日記,30回咀嚼法がある.このような肥満症治療を進めるうえでは,看護師や栄養士など他の職種との連携を含めたチーム医療も重要である.
©Nankodo Co., Ltd., 2016