一般内科医のための腎疾患A to Z 腎疾患で行われる検査
血液検査
菊本 陽子
1
,
杉山 斉
1岡山大学病院 新医療研究開発センター
キーワード:
Immunoglobulins
,
感染
,
血液化学分析
,
検尿
,
酸塩基平衡
,
糸球体濾過率
,
自己抗体
,
代謝クリアランス
,
タンパク尿
,
電解質
,
補体
,
Cystatin C
,
慢性腎臓病
,
低補体血症
Keyword:
Acid-Base Equilibrium
,
Blood Chemical Analysis
,
Autoantibodies
,
Complement System Proteins
,
Electrolytes
,
Glomerular Filtration Rate
,
Immunoglobulins
,
Infection
,
Metabolic Clearance Rate
,
Proteinuria
,
Urinalysis
,
Renal Insufficiency, Chronic
,
Cystatin C
pp.27-30
発行日 2014年7月1日
Published Date 2014/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2014246657
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腎疾患を疑い一般内科で血液検査を行う際,腎機能を評価することがもっとも重要だが,血算や一般生化学検査により腎疾患のおおまかな鑑別や重症度,緊急性の把握も可能である.腎臓専門医で行う血液検査の目的は,確定診断,病勢把握,鑑別診断,治療経過モニタリングなどで,詳細な腎機能検査,免疫関連・感染症・ホルモン検査など多岐にわたる.腎臓病診療では血液検査のみでなく,症例ごとに尿検査や臨床症状,腎生検所見などを総合的に判断することが重要である.
©Nankodo Co., Ltd., 2014