消化器領域における診断内視鏡-モダリティの進歩とその活用法 前処置,麻酔法の進歩と活用法
胆膵領域 鎮静と術後急性膵炎対策
入澤 篤志
1
,
澁川 悟朗
,
阿部 洋子
,
二階堂 暁子
,
山部 茜子
1福島県立医科大学会津医療センター 消化器内科
キーワード:
Protease Inhibitors
,
危険因子
,
催眠剤と鎮静剤
,
術後合併症
,
膵炎
,
生体機能モニタリング
,
内視鏡的逆行性胆道膵管造影
,
非ステロイド系抗炎症剤
,
超音波内視鏡検査
,
細針生検
Keyword:
Cholangiopancreatography, Endoscopic Retrograde
,
Anti-Inflammatory Agents, Non-Steroidal
,
Hypnotics and Sedatives
,
Monitoring, Physiologic
,
Pancreatitis
,
Risk Factors
,
Protease Inhibitors
,
Postoperative Complications
,
Endosonography
,
Biopsy, Fine-Needle
pp.433-436
発行日 2013年3月1日
Published Date 2013/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2013167588
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確実な鎮静管理下による胆膵内視鏡施行は,被検者の苦痛軽減のみならず医療の質の向上といった観点から術者にとっても有用である.胆膵内視鏡は深鎮静下で行う場合が多く,呼吸循環動態に関する術中モニタリングは厳密に行う必要がある.内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)後膵炎は胆膵内視鏡においてもっとも危惧される偶発症であり,施行に当たってはその予防策の十分な理解が必要である.
©Nankodo Co., Ltd., 2013