気管支喘息包囲網-喘息死ゼロへ向けた最後の10年へ
トピックス アレルゲン免疫療法の現在
西原 冬実
1
,
中込 一之
,
永田 真
1埼玉医科大学 呼吸器内科
キーワード:
Allergens
,
喘息
,
免疫学的脱感作
,
皮下注射
,
舌下投与
Keyword:
Administration, Sublingual
,
Allergens
,
Asthma
,
Desensitization, Immunologic
,
Injections, Subcutaneous
pp.481-484
発行日 2011年9月1日
Published Date 2011/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2011320550
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●アレルゲン免疫療法は、喘息の自然経過を修飾する可能性がある治療法である。●アレルゲン免疫療法を3年以上施行することによって、気道過敏性などの臨床症状の改善、薬剤の減量、新規アレルゲンへの感作の抑制などの効果が年余にわたり持続する。●投与方法としては皮下投与と舌下投与があげられるが、日本では気管支喘息における舌下投与は一般応用されていない。
©Nankodo Co., Ltd., 2011