薫風吹く膠原病診療-臨床を駆ける進歩の風
膠原病の新しい風
上阪 等
1
1東京医科歯科大学 膠原病・リウマチ科
キーワード:
Interleukin-6
,
関節リウマチ
,
結合組織疾患
,
生物学的製剤
,
副腎皮質ホルモン
,
免疫抑制療法
,
CD20抗原
,
抗リウマチ剤
,
新薬開発
,
腫瘍壊死因子アルファ
,
分子標的治療
Keyword:
Adrenal Cortex Hormones
,
Arthritis, Rheumatoid
,
Biological Products
,
Connective Tissue Diseases
,
Immunosuppression
,
Tumor Necrosis Factor-alpha
,
Interleukin-6
,
Antigens, CD20
,
Antirheumatic Agents
,
Drug Discovery
,
Molecular Targeted Therapy
pp.562-564
発行日 2011年4月1日
Published Date 2011/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2011160948
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・関節リウマチ治療を一変させた生物学的製剤が、他の膠原病診療にも導入されようとしている。・新しい分子標的治療を可能とする低分子化合物の開発も進んでいる。・多くの分子標的治療薬がそろえば、副作用の多い副腎皮質ホルモン薬への依存を減らせると期待できる。・感染症、間質性肺炎、心不全、血栓性疾患は、なお膠原病治療に立ちはだかる難題であるが、その対処法にも進歩がある。
©Nankodo Co., Ltd., 2011