発行日 2010年2月1日
Published Date 2010/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2010107280
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
連載の最終として、これまでまとめて述べられなかった重要事項、すなわち、小児科領域における薬物療法の特徴と留意点、輸液療法の基本、乳児突然死症候群、子ども虐待、不登校について記述する。薬物療法については、小児の薬用量、薬物投与の注意点、服薬の実態、製剤の特徴、服薬の工夫、坐薬の使い方、抗生物質の使い方を述べる。輸液療法では脱水症評価と初期輸液、乳児突然死症候群、子ども虐待では診断と対応の留意点を述べる。不登校は学校現場の問題とされがちであるが、実際は精神疾患・心身医学的問題を抱え、医療的支援を必要とする小児が少なからず存在することを述べる。
©Nankodo Co., Ltd., 2010