内科医が診る関節リウマチ State of Art
診断に必要な知識とは? 内科医が知っておくべきポイント 関節リウマチをどのようにして見分けるか?
岸本 暢将
1
1亀田総合病院 リウマチ膠原病内科
キーワード:
関節リウマチ
,
鑑別診断
,
病歴聴取
,
関節痛
Keyword:
Arthritis, Rheumatoid
,
Diagnosis, Differential
,
Medical History Taking
,
Arthralgia
pp.632-635
発行日 2009年4月1日
Published Date 2009/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2009143414
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
関節リウマチ(RA)を診断していく過程で、どのような症状に注目すべきか、個々の関節をどのように診察するべきか、以下の5段階に分けて解説する。(1)本当に関節痛をもつかどうかの見極め、(2)炎症性か非炎症性関節炎か、(3)単関節炎か、多関節炎か、(4)関節炎の分布はどうか、(5)関節炎の拡がりはどうか。これらポイントはRAのみならず、膠原病疾患を疑う患者全般に有効な情報であり、病歴身体診察の重要性を解説する。
©Nankodo Co., Ltd., 2009