心筋症 診断の進歩と治療のブレークスルー2009
どんなケースで心筋症を疑うべきか 専門医への適切なコンサルトのコツ
菅原 養厚
1
,
百村 伸一
1自治医科大学附属さいたま医療センター 循環器科
キーワード:
心エコー図
,
心筋疾患
,
心電図
,
心ブロック
,
期外収縮-心室性
,
左室肥大
Keyword:
Electrocardiography
,
Echocardiography
,
Heart Block
,
Cardiomyopathies
,
Hypertrophy, Left Ventricular
,
Ventricular Premature Complexes
pp.421-425
発行日 2009年3月1日
Published Date 2009/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2009118818
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
日常診療の中から心筋症という特殊な疾患を拾い上げるコツは、診断学の基本に忠実に従って診察することに尽きる。すなわち詳細な問診、身体所見、さらに12誘導心電図の評価である。虚血性心疾患では説明できない病態の中に、心筋症が隠れていることがある。必ずしも自覚症状がないことも多く、心エコーによる評価、専門医へのコンサルトが望ましい。
©Nankodo Co., Ltd., 2009