脂質異常症 基本を踏まえた実践
治療の実際 脂質異常症と医療連携
永山 大二
1
,
白井 厚治
1東邦大学医療センター佐倉病院 内科
キーワード:
運動療法
,
危険因子
,
脂質異常症
,
食事療法
,
フォーミュラー食品
,
体重減少
,
動脈硬化症
,
チーム医療
,
健康管理
,
栄養指導
,
生活習慣病
,
病診連携
,
保健指導
Keyword:
Arteriosclerosis
,
Exercise Therapy
,
Diet Therapy
,
Food, Formulated
,
Risk Factors
,
Patient Care Team
,
Weight Loss
,
Health Behavior
,
Dyslipidemias
pp.120-126
発行日 2009年1月1日
Published Date 2009/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2009072552
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従来いわれていた「高脂血症は」、2007年に日本動脈硬化学会が提出した新たな診断基準のもと「脂質異常症」と名称が変更され、リスク別の脂質管理目標値が設定されている。脂質異常症の管理においては、他の生活習慣病や合併した動脈硬化疾患などを把握したうえで、治療を継続していく必要がある。アプローチの方法は症例ごとに全人的な把握を要するものであり、コメディカルとの連携も必須となる。本稿では、脂質異常症是正のための具体的方策を述べるとともに、医療連携システムに関しても言及する。
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