インフルエンザ診療の新展開 パンデミックを視野に入れた戦略
今日のインフルエンザ診療
菅谷 憲夫
1
1神奈川県警友会けいゆう病院 小児科
キーワード:
インフルエンザ-ヒト
,
インフルエンザワクチン
,
診断用試薬キット
,
Oseltamivir
,
Zanamivir
Keyword:
Influenza, Human
,
Influenza Vaccines
,
Reagent Kits, Diagnostic
,
Oseltamivir
,
Zanamivir
pp.767-772
発行日 2006年11月1日
Published Date 2006/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2007076250
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日本は、インフルエンザワクチン接種、キットによる迅速診断、oseltamivirなど抗インフルエンザ薬投与といった、予防、診断、治療の三本柱がバランスよく普及し、世界でインフルエンザ診療がもっとも充実した国である。欧米では、高齢者の予防接種は日本以上に実施されているが、インフルエンザの診断と治療はほとんど行われていないのが実情である。日本のインフルエンザ対策の問題点と、今後の方向性について検討した。
©Nankodo Co., Ltd., 2006