発行日 2001年10月1日
Published Date 2001/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2002076333
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肝腫瘍の血流情報を得るために,経静脈性超音波造影剤レボビストを用いた造影超音波検査の具体的方法を述べた.レボビストは末梢静脈からの投与が可能であり,造影CTに比して患者の負担が非常に小さい.水溶性ヨード造影剤に比してレボビストは生体内に存在しうる物質で構成されていることから,アレルギー反応が殆ど認められず,腎機能への影響も殆どみられない.そのため,ヨードアレルギーの症例や腎障害を合併した症例でも検査が可能であった.又,投与量も少なく,CTのように放射線被曝もないことから,繰り返し検査を行うことが可能である
©Nankodo Co., Ltd., 2001