発行日 2001年10月1日
Published Date 2001/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2002075494
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リピオドール,ゼラチンスポンジを用いた肝動脈塞栓術,即ち経動脈的油性化学塞栓術(TOCE)は,肝細胞癌に対する局所療法として広く行われているが,マイクロカテーテルの進歩や,アンギオCT装置の開発或いはマイクロ波やラジオ波による経皮的焼灼術の急速な普及などによって,TOCEの役割,肝細胞癌に対する治療戦略が大いに変化しつつある.TOCEの最近の進歩について,限局性肝細胞癌,非限局性肝細胞癌に分けて概説した
©Nankodo Co., Ltd., 2001