発行日 2002年2月1日
Published Date 2002/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002137551
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63歳男.約40日前に他医にて右橈骨骨幹部骨折に対する観血的治療を受けた後に生じた右前腕の遷延する浮腫を主訴として来院した.胸部X線写真により胸水貯留を伴った右縦隔の腫瘤影を認め,精査により浮腫は肺癌による上大静脈症候群であることが明らかとなった.進行癌であり,約半年後に死亡した
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