発行日 2006年7月1日
Published Date 2006/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006218612
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甲状腺分化癌の術前診断としてPETは有用ではないものの,術後のスクリーニング,さらに未分化癌,甲状腺悪性リンパ腫でのstagingや治療効果判定などには有用である.エラストグラフィでは癌が有意に硬く表示され,良性結節との鑑別が可能であった.濾胞癌の鑑別診断には多くの遺伝子やマーカーが検討されているが,小濾胞性腺腫のような前癌病変ともいえるものが存在し,診断を困難にしている可能性がある
©Nankodo Co., Ltd., 2006