発行日 2001年8月1日
Published Date 2001/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002039156
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本邦の小児鼠径ヘルニア手術は,約半世紀の経験を経て,高位結紮のみを行う単純ヘルニア縫縮術へと変化してきた.手術法としてPotts法,Lucas-Championniere法,Mitchell Banks法がよく用いられ,ヘルニア嚢へのアプローチの仕方が異なっているだけで,治療成績には大きな相違はない.近年の進歩として,腹腔鏡を用いた鏡視下対側検索や鏡視下小児鼠径ヘルニア根治術があり,その有用性が検討されている
©Nankodo Co., Ltd., 2001