特集 ステップアップのための骨軟部画像診断-Q&Aアプローチ-
(第8章)脊椎疾患 皮膚筋炎、多発性筋炎、筋サルコイドーシスなど炎症性筋炎のMRI所見を教えてください
東條 慎次郎
1
1東京慈恵会医科大学 放射線医学講座
キーワード：
筋炎-多発性
,
MRI
,
脊椎疾患
,
皮膚筋炎
,
サルコイドーシス
,
横紋筋
Keyword:
Dermatomyositis
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Sarcoidosis
,
Spinal Diseases
,
Polymyositis
,
Muscle, Striated
pp.s220-s223
発行日 2015年9月10日
Published Date 2015/9/10
DOI https://doi.org/10.15105/J00235.2015398887
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1. 筋炎の画像診断にはMRI が有用であり，浮腫性変化を反映したSTIR像での信号上昇，Gd静注での増強効果亢進を示す．
2. 皮膚筋炎と多発性筋炎では，STIR像で筋肉の信号上昇が左右対称性に四肢近位筋優位にみられる．
3. 腫瘤型の筋サルコイドーシスでは“dark star sign”と“three stripes sign”が特徴的である．
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