特集 ビギナーのための頭部画像診断-Q&Aアプローチ-
疾患別 放射線壊死と腫瘍再発の鑑別ポイント、あるいはどのくらいの間隔でフォローアップするのがよいのでしょうか?
増本 智彦
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1筑波大学 医学医療系臨床医学域放射線診断学
キーワード:
Methionine
,
壊死
,
MRI
,
腫瘍再発
,
鑑別診断
,
脳腫瘍
,
放射線障害
,
放射線療法
,
陽電子放射型断層撮影
Keyword:
Brain Neoplasms
,
Diagnosis, Differential
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Necrosis
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Radiotherapy
,
Radiation Injuries
,
Positron-Emission Tomography
,
Methionine
pp.1296-1297
発行日 2015年8月25日
Published Date 2015/8/25
DOI https://doi.org/10.15105/J00235.2015398155
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- 文献概要
● 1回のMRIで鑑別することは難しい.経時的に増大傾向が持続し,臨床症状の悪化が明らかな場合は再発腫瘍を疑うが,そうでなければ放射線壊死も考慮すべきである.
● いずれかを疑う場合は,通常よりも短いフォロー(1か月程度)を行うか,MR灌流画像などの追加検査や核医学検査を行うことが望ましい.
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