特集 お教えします! 感染症の基礎から診断の極意まで
12章 小児感染症の画像診断
中俣 彰裕
1
,
松木 充
2
1自治医科大学付属病院画像診断科/沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 放射線科
2自治医科大学とちぎ子ども医療センター 小児画像診断部
キーワード:
ニューモシスチス肺炎
,
移植片対宿主病
,
DiGeorge症候群
,
リンパ増殖性疾患
,
慢性肉芽腫症
,
新生児ヘルペス脳炎
,
ヒトパレコウイルス脳炎
Keyword:
ニューモシスチス肺炎
,
移植片対宿主病
,
DiGeorge症候群
,
リンパ増殖性疾患
,
慢性肉芽腫症
,
新生児ヘルペス脳炎
,
ヒトパレコウイルス脳炎
pp.A149-A165
発行日 2026年9月10日
Published Date 2026/9/10
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000007172
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
● 幼少期から反復する呼吸器感染症は,先天性免疫異常症を疑う重要なサインである.画像診断では呼吸器病変の評価に加え,扁桃や胸腺などのリンパ組織の低形成・無形成の有無,さらに,リンパ増殖性疾患や悪性腫瘍の合併にも注意を払う必要がある.
● BCG関連骨髄炎,新生児ヘルペス脳炎,ヒトパレコウイルス脳炎,亜急性硬化性全脳炎(SSPE),小児結核は,それぞれ特徴的な画像所見を呈し,鑑別診断上,これらを熟知することが重要である.
● 小児多系統炎症性症候群(MIS-C)は,サイトカインストームに伴う多臓器障害の評価が重要であり,川崎病との鑑別を常に念頭に置く必要がある.

Copyright © 2026, Gakken All rights reserved.

