特集 エキスパートをめざす産婦人科の画像診断 Case-based review
6. 産科領域 2. 稀な部位の異所性妊娠
竹内 愛弓
1
,
長谷川 春菜子
1
,
宗近 次朗
1
,
扇谷 芳光
1
1昭和大学放射線医学講座放射線科学部門
キーワード:
後腹膜妊娠
Keyword:
後腹膜妊娠
pp.188-189
発行日 2025年1月25日
Published Date 2025/1/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000006022
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20歳台.1妊0産.不妊治療歴なし.最終月経より6週で血中hCGは1188mIU/mLであったが,経腟超音波検査で子宮内に胎嚢を認めず,異所性妊娠が疑われた.造影MRI検査で右卵巣にリング状造影効果のある嚢胞性腫瘤があり,診断および治療目的に腹腔鏡検査と子宮内膜除去術が施行されたが,胎嚢や絨毛組織は確認できなかった.上腹部など精査のため,造影CTが施行された.
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