特集 ビギナーのための骨軟部画像診断 ―Q&Aアプローチ―
1. 解剖と基本のMRIシーケンス Q4. 手関節:手関節痛に対する推奨MRIシーケンスを教えてください.システマティックな読影方法を教えてください.
野崎 太希
1
1慶應義塾大学医学部放射線科学教室(診断)
キーワード:
手関節痛
Keyword:
手関節痛
pp.148-149
発行日 2024年1月25日
Published Date 2024/1/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000005204
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▶ (疑っている疾患により変化しうるが)基本的な推奨シーケンスは,炎症や挫傷性変化をみるためのfluid-sensitive MRIシーケンスと,解剖構造評価に必要なプロトン密度強調像あるいはT1強調像が主体である.
▶ システマティックに読影するには,掌側・背側に存在する多数の腱および腱鞘,靱帯,関節包,骨性構造,筋肉,神経血管構造について,順番を決めて読影すれば読み落としが少なくなる.
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