特集 ビギナーのための骨軟部画像診断 ―Q&Aアプローチ―
1. 解剖と基本のMRIシーケンス Q2. 肘関節:ルーチン検査の推奨MRIシーケンスおよび外側/内側上顆付着構造の解剖を教えてください.
中橋 優太
1
,
岡本 嘉一
1
1筑波大学附属病院放射線診断・IVR科
キーワード:
外側/内側上顆付着構造
,
MRI撮像プロトコール例
Keyword:
外側/内側上顆付着構造
,
MRI撮像プロトコール例
pp.142-144
発行日 2024年1月25日
Published Date 2024/1/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000005202
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
▶ ルーチンのシーケンスは検査目的により異なるので,厳密には推奨ルーチンはない.主要な構造をみる目的で,プロトン密度強調像の冠状断像およびその脂肪抑制を必ず入れることが推奨される.
▶ 外側上顆には外側側副靱帯と総伸筋腱が,内側上顆には内側側副靱帯と総屈筋腱が付着する.
▶ 外側側副靱帯,内側側副靱帯は実際にはそれぞれ3本ずつ存在するが,一部は画像上同定困難であることが多い.
Copyright © 2024, Gakken All rights reserved.