特集 ビギナーのための頭部画像診断 ―Q&Aアプローチ― 2023
疾患別 臨床的に求められる脳梗塞の分類を,画像診断ではどのように行えばよいのでしょうか?
飯田 悦史
1
,
古川 又一
2
1山口大学大学院医学系研究科放射線医学講座
2株式会社医療福祉工学研究所山口医療画像研究センター
キーワード:
心原塞栓性梗塞
,
ラクナ梗塞
,
血栓性アテローム血栓性脳梗塞
,
塞栓性アテローム血栓性脳梗塞
,
血行力学性アテローム血栓性脳梗塞
,
分枝粥腫型脳梗塞
,
脳梗塞病型分類
Keyword:
心原塞栓性梗塞
,
ラクナ梗塞
,
血栓性アテローム血栓性脳梗塞
,
塞栓性アテローム血栓性脳梗塞
,
血行力学性アテローム血栓性脳梗塞
,
分枝粥腫型脳梗塞
,
脳梗塞病型分類
pp.85-87
発行日 2022年12月25日
Published Date 2022/12/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000004333
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● 脳梗塞は発症機序により塞栓性,血栓性,血行力学性に,臨床病型により心原塞栓性,アテローム血栓性,ラクナ梗塞,その他に分けられる.
● 画像診断では,梗塞巣の分布・部位・大きさ,血管の狭窄・閉塞所見の有無から,発症機序や病型を推測する.
● 脳梗塞の原因や臨床病型と画像所見との関係について理解を深めるためには,病歴や症状に加え,CT,MRI以外の検査所見も確認することが重要である.
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