特集 画像でみかける偶発的所見のマネジメント2022 ─あなたならどう書く?─
4 腹部(2)胆囊 限局性壁肥厚
染矢 祐子
1
,
磯田 裕義
1
,
中本 裕士
1
1京都大学大学院医学研究科放射線医学講座(画像診断学・核医学)
キーワード:
底部型限局性胆嚢腺筋腫症
,
びまん性乳頭状過形成粘膜
,
胆嚢癌(平坦浸潤型)
Keyword:
底部型限局性胆嚢腺筋腫症
,
びまん性乳頭状過形成粘膜
,
胆嚢癌(平坦浸潤型)
pp.A106-A107
発行日 2022年10月31日
Published Date 2022/10/31
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000003034
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
『腹部超音波検診判定マニュアル改訂版(2021年)』1)にて,“限局性壁肥厚(4mm以上)”はカテゴリー4(悪性疑い)・判定区分D2(要精検)へ,“Rokitansky-Aschoff sinus(RAS)”の存在が確認できる場合はカテゴリー2(良性)・判定区分C(要再検査)へ区分される.胆嚢腺筋腫症と早期胆嚢癌の鑑別が主たる問題となる.
Copyright © Gakken All rights reserved.