投稿 症例
新型コロナワクチン接種後のDWIBS 像
田中 直
1
,
服部 学
2
,
中村 和義
3
,
井上 敦裕
4
1小山田記念温泉病院放射線科
2小山田記念温泉病院画像診断部
3主体会病院放射線科
4主体会病院画像診断部
pp.1033-1035
発行日 2021年7月25日
Published Date 2021/7/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000002437
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インフルエンザや新型コロナウイルスのワクチン接種後に,FDG-PET検査にて腋窩リンパ節が高集積を示すことが知られている.今回,筆者らは,MRI検査のDWIBS(diffusion weighted whole body imaging with back ground body signal supression)像にて,新型コロナワクチン接種後に腋窩~鎖骨上リンパ節が高信号を示した1例を経験した.さらに,この経験を踏まえて,同じく新型コロナワクチン接種後の2名のボランティア撮像を行い,腋窩リンパ節の信号上昇を確認したので,併せて報告する.
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