特集 CT 再入門― 新技術で何がわかる?―
5. Dual energy CTの活用 10 尿路結石の成分評価
山口 聡
1
,
石田 裕則
1
,
井上 宏紀
2
,
小山内 裕昭
3
1仁友会北彩都病院泌尿器科・尿路結石センター
2仁友会北彩都病院診療技術部放射線課
3北海道社会事業協会富良野病院泌尿器科
キーワード:
左腎結石
,
シュウ酸カルシウム結石
Keyword:
左腎結石
,
シュウ酸カルシウム結石
pp.994-997
発行日 2021年7月25日
Published Date 2021/7/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000002421
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CTにて尿路結石の存在を診断するのみであれば,単一エネルギーX線撮影(single energy CT)で十分であるが,成分弁別を行う場合はエネルギーの異なる2種類のX線を使用し,CT値の差を利用して弁別しなければならない(DECT).そこで,CT値の差が大きくなるように高管電圧と低管電圧を組み合わせることが重要になる.
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