特集 脳腫瘍診断update 2020
胎児性腫瘍
森谷 聡男
1
,
中山 真理子
1
,
太田 義明
1
,
永縄 将太郎
1
1ミシガン大学放射線科神経放射線部門
キーワード:
胎児性腫瘍
,
脳腫瘍
,
髄芽腫
,
WHO2016分類
Keyword:
胎児性腫瘍
,
脳腫瘍
,
髄芽腫
,
WHO2016分類
pp.37-46
発行日 2019年11月25日
Published Date 2019/11/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000001463
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胎児性脳腫瘍は,中枢神経系原始神経外胚葉腫(CNS PNET)がWHO2016分類から削除され,主に髄芽腫,非定型奇形腫様ラブドイド腫瘍(AT/RT),多層ロゼットを有する胎児性腫瘍(ETMR)に分類される.組織学的分類に分子・遺伝子分類が加えられ,診断,予後判定に有用であるばかりでなく,将来のターゲット治療が期待されている.
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