特集 大血管CTの必須知識─治療に直結する最新の情報も含めて─
TAVI術前評価
山田 祥岳
1
,
山田 稔
2
,
松本 俊亮
1
,
中原 健裕
1
,
鈴木 達也
1
,
橋本 正弘
1
,
林田 健太郎
3
,
陣崎 雅弘
1
1慶應義塾大学医学部放射線科学教室(診断)
2同リサーチパーク
3同循環器内科
キーワード:
大動脈弁狭窄症
,
経カテーテル大動脈弁置換術
,
CT
Keyword:
大動脈弁狭窄症
,
経カテーテル大動脈弁置換術
,
CT
pp.164-179
発行日 2018年1月25日
Published Date 2018/1/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000000315
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重症大動脈弁狭窄症に対する治療の基本は外科的な大動脈弁置換術であるが,手術のリスクが高い症例に対し,近年,わが国でも経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI)が施行されるようになった.TAVI術前CTは,TAVI術前精査において重要な役割を担い,大動脈基部,大動脈弁輪,アクセス経路などに関する有用な情報をもたらす.また,CT画像から,大動脈弁の断面に対して直交する適切な透視角度(perpendicular view)を予測することが可能である.
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