特集 カテーテルアブレーション治療の基礎知識
心臓カテーテル室での臨床工学技士の役割と展望 ─カテーテルアブレーション治療へのかかわりと新人教育─
丹生 治司
1
1(一財)平成紫川会小倉記念病院検査技師部
キーワード:
カテーテルアブレーション
,
チーム医療
,
新人教育
Keyword:
カテーテルアブレーション
,
チーム医療
,
新人教育
pp.124-130
発行日 2018年1月25日
Published Date 2018/1/25
DOI https://doi.org/10.15105/CE.0000000116
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近年,不整脈に対するカテーテルアブレーション(以下,アブレーション)の適応疾患拡大に伴い,アブレーション関連機器は増加し飛躍的に進歩してきた.これを背景に,臨床工学技士はアブレーションに不可欠な職種となった.しかしながら,アブレーション関連機器の操作者である臨床工学技士の,心電図や心内電位に関する知識,3次元(3D)マッピング装置の操作技術は十分とはいえない.本稿では,アブレーションに携わる臨床工学技士のチームとしての役割と業務,新人教育,今後の展望について述べる.
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