The Journal of Therapy Volume 107, Issue 5 （April 2025）

治療 107巻5号（2025年4月発行）

第1特集向精神薬処方の勘どころ ─プライマリ・ケア医と精神科医と薬剤師のクロストーク─

各論

家庭医が処方する抗認知症薬森悠太朗 ^1,2 , 喜瀬守人 ^1,3 ¹医療福祉生協連家庭医療学開発センター ²北足立生協診療所 ³久地診療所 pp.592-595

発行日 2025年4月1日 Published Date 2025/4/1

DOI https://doi.org/10.15104/th.2025050010

PDF(2027KB)

Point

― 抗認知症薬の増量方法は副作用対策のためであり，すべて初回投与量は無効用量である．

― 抗認知症薬の処方に際して，平均して1年間でMMSE 1.05点の進行抑制をメリットとして取るか，患者・家族と話し合う必要がある．

― BPSDに対する抗認知症薬の有効性をはっきりと示した文献はない．

基本情報

電子版ISSN 印刷版ISSN 0022-5207 南山堂

抗認知症薬松本拓也 , 伊東秀文南江堂臨床雑誌内科
131巻 4号（2023年4月） pp.1035-1039
PDF(501KB)
- 有料閲覧
家庭医の"家庭"の意味涌波満医学書院 JIM
12巻 7号（2002年7月） pp.676
PDF(1921KB)
- 有料閲覧
抗認知症薬（抗アルツハイマー病薬）山田正仁医学書院 BRAIN and NERVE
75巻 5号（2023年5月） pp.464-469
PDF(1598KB)
- 有料閲覧
家庭医とは津田司医学書院 JIM
11巻 1号（2001年1月） pp.63-67
PDF(5903KB)
- 有料閲覧
抗認知症薬は必ずしも「記憶」を改善させない井原涼子南江堂臨床雑誌内科
128巻 3号（2021年9月） pp.631-633
PDF(788KB)
- 有料閲覧

家庭医学はGPへの逆行か—家庭医と一般医の相違木村隆徳医学書院 medicina
19巻 10号（1982年10月） pp.1904-1905
PDF(2587KB)
- 有料閲覧
家庭医はどこへいく？水野肇医学書院看護学雑誌
28巻 5号（1964年5月） pp.88-89
PDF(2492KB)
- 有料閲覧
家庭医にとっての在宅ケア森脇潤医学書院公衆衛生
53巻 11号（1989年11月） pp.748-751
PDF(3139KB)
- 有料閲覧
「家庭医」機能もう一度白井正夫医学書院保健婦雑誌
59巻 11号（2003年11月） pp.1102-1103
PDF(342KB)
- 有料閲覧
英国の家庭医をたずねて長崎太郎医学書院 medicina
4巻 1号（1967年1月） pp.129-132
PDF(5296KB)
- 有料閲覧