特集 抗体医薬入門 臨床編 炎症性腸疾患
炎症性腸疾患の抗体医薬を薬学管理する② 抗薬物抗体産生による二次無効に対応する
山田 尚広
1
1浜松医科大学医学部附属病院 薬剤部
pp.1344-1348
発行日 2026年8月5日
Published Date 2026/8/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2026090009
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Key Points
抗薬物抗体(ADA)は抗体医薬のクリアランス増大を介して血中濃度を低下させ,二次無効の主要な原因となる1-4).
reactive TDMは抗TNF-α抗体製剤使用中の再燃時において,免疫介在性薬剤無効,非免疫介在性薬剤無効,および機序的薬剤無効の鑑別に有用である4).
チオプリン製剤併用はADA産生抑制に有効であるが,日本人ではNUDT15遺伝子多型を考慮した安全管理が重要である5).

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