特集 広く? 狭く? いや,ちょうどよく! 超入門! Empiric Therapy これは感染症と感染症のくすりのお話
▶しらべる 抗菌薬によるEmpiric Therapyの開始を慎重に判断するケース
梅村 拓巳
1
1公立陶生病院 薬剤部
pp.1931-1935
発行日 2025年10月5日
Published Date 2025/10/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2025120006
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Key Points
一般抗菌薬が有効でない感染症(ウイルス感染症,結核,真菌感染症など)があることを理解しよう.
多剤耐性菌保有患者はその耐性菌の薬剤感受性を考慮した抗菌薬選択を行うことがある.また,保菌やコンタミネーションの可能性も考慮する.
非感染性疾患(偽痛風,血栓塞栓症,腫瘍熱,膠原病,薬剤熱など)も発熱の原因となることがある.

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