特集 剤形蘊蓄 コツコツ学ぶ,あしたの“剤テク”
直面する疑問から学ぶ「処方薬選択」の剤テク① フォーミュラリ導入のメリットは? 課題は? ─処方薬選択の観点から─
百 賢二
1
,
森中 遥香
2
,
越塚 宏美
3
1昭和大学 統括薬剤部 昭和大学薬学部 病院薬剤学講座
2昭和大学薬学部 病院薬剤学講座 昭和大学病院 薬剤部
3昭和大学薬学部 病院薬剤学講座 昭和大学江東豊洲病院 薬剤部
pp.1563-1565
発行日 2024年9月5日
Published Date 2024/9/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2024100032
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フォーミュラリによって推奨医薬品が決定されることで,同効薬を多品目で在庫をもつ必要がなくなる可能性があります.また品目数を絞り込むことで,医薬品購入額を減少させることが期待されるとともに,同一薬効群内で推奨となる医薬品を医療従事者間で明確に共有できます.一方で,フォーミュラリ策定とディテーリングは医療機関,地域ごとに行うため労力がかかります.
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